濡れ落ち葉

昨日は一日小雨が降り続けていました。今朝は地区の老人会のボランティア部で、近くのお寺(斟珠寺)の境内の掃除を有志16名でおこないました。石段に濡れ落ち葉あって、ほうきで掃いてもなかなか取れない、仕方なく、手でつまんで処分いたしました。

「濡れ落ち葉」というと、仕事も趣味も仲間もなく、妻に頼りきって離れようとしない定年退職後の男のことを言うそうだが、よく言ったもだと・・・

昨夜のNHK深夜便で、熟年男性へ、「”現役時代の名刺”で地域デビューしませんか?」NPO法人あい・ぽーとステーション代表理事 大日向雅美先生のインタビューがありました。

いわゆる、団塊の世代の人々が、定年退職し、濡れ落ち葉的な状況にある人たちを、現役の企業や、役所勤めを終えて、手についているノウハウを生かし「地域の街づくり」に力を発揮するという。「現役時代の肩書き(名刺)」を有効に使うという発想です。

私も以前から、町の活性化には、そういった素晴らしい技能や能力がある方の力を、発揮してもらいと思っていました。警察官であったら、防犯対策。介護師だったら、福祉問題。学校の先生だったら、子ども教育問題。建設関係だったら、地域の施設の修繕。などなどです。

私達の町で、私も町会役員を長年続けていますが、小子高齢化にともない町会のあり方にも曲がり角に来ていると感じるのです。その有能な力を町おこしのために発揮してもらいたいと思うのです。

掃除をしながら、そんなことを連想しました。