季節感知ろう


近年「季節感」が薄れてきました。野菜の「旬の味」という言葉が少なくなっりました。農業技術の進歩で、一年中どんな野菜でも作り食べられます。

ボタン一つで調理されて食べられるという物まで出現する時代となっています。米や粉の、稲や小麦などの知らない子どもまで出てきているそうです。

文明文化が発展することは素晴らしいことです。何処で取れて、手間ひまかけてご飯や・パンになり食べられるか知らない人もいるでしょう。また肉・魚にしても同じです。一年中、米やパンはスーパーに売っています。お金さえ払えば、何時でも欲しいものが買えるのです。

しかし季節のめぐりは、大むかしから連綿として続いています。植物や動物たちは、季節の中で育ん生きているのです。そのことを忘れてしまって季節に同化しない生活をしていることが、当たり前のことと思っている人に警鐘を鳴らしたいと思うのです。

生きていられると言うことは、「自然の恵み」を頂いて生きていけるのです。植物は種から実をつけ、子孫を残すために実をつける、春夏長秋冬をしっかり、捉えて生きているのです。

そのこことを忘れしまっているので、心と肉体のバランス取れていない人間になっているのではないでしょうか・・・そして社会生活を逸脱した人間、自己中心的な考えの人間が多くなったと思います。

生きることの原点は、大宇宙の中の太陽系の地球。自然の中の営みは、規則正しい動きがあって、地球上の生き物は命を繋いでいるのです。

季節感を知り、自然の恩恵に感謝することが大事だと思います。