遠くの親戚より近くの他人


昨夜、近所の家に救急車や警察官が来ていました。「隣に何があったの?・・・」「警察が来たり、救急車がきたりしたがどうしたのだろうね?」と・・・ヒソヒソ話?・・・あまり近所のお付き合いがない人だったのです。

「近所の付き合い」は日頃のから、声をかけお互いの無事を確認し合っていたものです。

トントン、トンカラリと隣組の歌があったのを覚えています。

隣組」は岡本一平作詞、飯田信夫作曲で、1940年(昭和15年)6月17日、『國民歌謡』で放送された。戦時体制において導入された制度の一つである、隣組を宣伝啓発する内容の歌であり、歌詞には隣組の利点などが歌われている。隣組制度は廃止されたが、メロディーが陽気であるため戦後も歌われ、『お笑い三人組』の主題歌にも使用された。(ウキペディア)

人気テレビ番組だったドリフターズ8時だョ!全員集合」のメロディーです。

歌詞は  

1、とんとん とんからりと隣組  

格子を明ければ顔なじみ

廻して頂戴回覧板

知らせられたり知らせたり

2、とんとん とんからりと隣組

あれこれ面倒味噌醤油

ご飯の炊き方垣根越し

教えられたり教えたり

という歌詞が懐かしい・・・無縁化時代となって、日頃から余計な神経使わない?「無関心」の人間が多くなってきました。

「遠い親戚より近くの他人」世の中で、助けあいの心などなくなってしまったのです。万が一の防災・防犯に、心砕いている町会役員の一人です。日頃の声かけが大事で、安心して暮らせる町にしなければと強く思ったのです。