価値観の変化・・・


人の価値観は、時代の流れと、住む環境で変わります。

日本近代の文明開化の歩みから150年ほどの年月が経過した今日、国の内外を取り巻く環境は極めて複雑になってきています。

日本社会を成り立たせた日本国民の価値観の変容を明らかにすることは、今後の日本社会の成り行き、または日本の国際情勢の中での位置づけを考えるに際し、きわめて重要な問題と言えます。

従来の価値観から、現在の生活環境を中心に、関わりを見ると、日本社会の戦後から今日に至るまでの、半世紀にわたる生活意識の変化が、省みて、将来の日本の摸索することが非常に大事なことだと思います。

価値観とは・・・人間の意識で、人間が自分の中の最も望ましい欲求を満たすために行う行為を選択する時の基準です。

それは、時が経つにつれ、変化していくものです。そして住む環境で変わるのです。人間の行為は常に変化しています。そこで、人間行為の素に存在している価値観の変容も見えてくると言えるのではないでしょうか・・・

刻々と変化する人間の行為を通して、価値観の変容様相を捉え、修正・改善するこは、教育だったり、政治であると思います。民衆の心動かし、価値観も違って来るのです。

文明開化からの時代から、何と言っても大きな出来事で、1939年第二次世界大戦・・・1945年敗戦・・・日本国民の価値観は大きく揺れてきた歴史があります。

そして、開発に次ぐ開発で、自然との共生という、生きることで、大事な「自然破壊」・「温室効果ガス」・「放射能汚染」・「PM2.5」などの行き過ぎた、人間の行為の代償はあまりにも大きいと言わざるを得ません。

それもこれも、人間の欲(幸せ)を我先に求めた「価値観」で起きてきているのです。行き過ぎた欲はよく考えないと、とんでもない副作用があるということです。