無為自然に生きるとは

成功人がよくいう言葉に「自分の力ではないのです、運が良かったのです」・・・スポーツ選手でも優勝したときのインタビューなどでもそういう言葉をよく聞きます。

成功する人は、また、なにか仕事を達成できる人とは「全力で努力」をしたとは当然ですが、自分だけが人並みはずれた努力したと言わないのです。

そして、その努力を続けている間に天地自然による、運気がまわってきたと感じて、その運気を逃さずに掴めた人なのです。「運が良かった」と表現するのです。

努力しながら運気をパッと掴めるために必要な心身の状態が実は「無為自然」なのです。

グローバル化・複雑多岐の現代社会を生きる私たちは、仕事に成功することだけでなく、災害から身を守るのも無為自然の行動であり、人とのコミニケーションがうまくなるのも無為自然の対応なのです。

無為自然を放すこと

そして、無為自然とはを、学び知って身につけるのではなく、理解して放すことです。

学ぶのはこれまで学んできたことと違い、新しいものを手に入れることでもなく、「放す」ことです。

いつ間に身についている人の差別観だったり、自分を守ろうとする硬い鎧を脱ぐことであり、握っている執着を放すことです。

気付かないうち身に付けていた硬い鎧を脱ぎ、握っているものがないことで、私たちは、「自由な心と身体」取り戻すことが出来るのです。