子供たちを心豊かな人間に育てる

人は、生まれた時点で、恵まれた環境・そうでない環境など様々な環境に育ちます。その環境が当たり前で、他に比較することの出来ないまま大きくなります。良い環境・悪い環境など選ぶことは出来ません。ただ現状の環境で生きるしかないのです。

「物心がつく」・・・脳の成長の段階で、「感じる→行動」するから「感じる→考える→行動する」で、このころから環境で人は、性格が決まると言われいます。そして徐々に人間社会に視野を広め、個性となっていくのだと思います。

社会環境は目まぐるしく変化しています。このような時代に育ってきた子供たちを見ていると、昔の道徳意識・社会感覚も違うと、先輩の大人たちが感じるのです。

ですから、大先輩のお年寄りの方は、子供が悪いことをしていても、子供たちはそれが悪いと認識しない事が多いのです。「親のしつけが悪い」・・・親を教育しなければ、子供は良い子にならないと言うわけです。

では、どういう子供が良いかと言うと、一般的には「挨拶をする」・「物を大事にする」・我慢をする」・「人に優しくする」などです。むかしのお爺さん、お婆さん、お父さん、お母さんの三世代家族では、自然と“しつけ”は身について育っていましたが、現代の核家族時代では出来ないのです。

未来に繋げる子供たちを心豊かな人間に育てるには・・・「家庭で、学校で、地域で育てる」ことです。ますます複雑多岐になる世の中、助けあい精神・豊かな心、を持って、新しい時代を作って欲しいと思います。

そして大事なことは大人が模範を示すことです。「子供は親の背中を見て育つ」と言われています。自分の言動を見直すことです。