NHK経営委員の資質とは

慰安婦問題などが不適切、全般に政権寄りで、公共放送のトップとしてふさわしくない・・・NHK籾井勝人新会長の発言で、メディアの批判攻勢は続いています。

従軍慰安婦についても持論を展開した。『今のモラルでは悪いが、戦争をしているどこの国にもあった』とし、補償を求める韓国側の動きには『日韓条約で解決している。なぜ蒸し返すのか』と述べた」(朝日)

安倍晋三首相の靖国参拝問題については『総理の信念で行ったので、いい、悪いと言う立場にない』と発言した」(毎日)

「与党が強行可決した特定秘密保護法である」「『一応(国会を)通っちゃったんで、言ってもしょうがない。政府が必要だと言うのだから、様子を見るしかない。昔のようになるとは考えにくい』と述べた」(東京)

「公共放送のトップを任せられるのか。強い不安を感じる」(朝日)

「不見識な発言を繰り返した」「進退が問われてもおかしくない」(毎日)

「公共放送の信頼を損ねたのなら、退場願うしかあるまい」(東京)

(産経)は、軽率さはあったが内容は正しいとし、「揚げ足を取って意見を封じるような批判」こそ問題だと反論しました。

また、経営委員の百田尚樹氏も東京都知事選応援演説で「南京大虐殺はなかった」と発言。後で釈明したものの、他候補を「人間のくずみたいなもの」とも述べました。

別の経営委員、長谷川三千子氏が朝日新聞社内で1993年に拳銃自殺した新右翼の活動家を称賛する追悼文を発表していたことが分かり、私は、エッ!!・・・これは、これは・・・愕然しました。

私は、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う。「視聴率ではない、偏らない中立的な観点」で事実を放送することにあると思います。