慣れの恐ろしさ

「慣れ」・・・

それにしても最近思うことは、「慣れ」というものの恐ろしさです。

3.11の直後は地震が来るたびにビクッとして身構えたものですが、最近はそんな感覚が段々薄れてきています。ラジオで地震の放送などでも・・・あ、また来た、という感じになって慌てることがなくなりました。

南関東では、M7クラスの地震が発生する確立は今後30年間で70%と言われ・・・さぁーどうしようと一瞬思ってしまったが、それも、どんどん置き忘れてしまったようです。

「天災は忘れた頃にやってくる」ー(寺田虎彦)はよく言ったもので本当にそうだと思います。

この2月に関東地方に2週続けて記録的な大雪が降りましたが、これは温暖化出来た異常気象だということかも知れません。温暖化・海水温が上がるエルニーニョ現象など人間が起こしたことが原因だと言えます。

大雪が降り、ゴミの清掃活動が2週間出来なかったのですが、ようやっと雪が溶けて、目立つのが、ゴミ捨て・粗大ゴミ不法投棄で・・・昨日は処分で汗をかきました。

川に投捨てられた粗大ゴミは、役所にお願いし収集、処分していただきました。小さなタバコの吸い殻や、ゴミなどは、時間をかけて、拾い、500Lの袋二つになりました。

雪の積もった中に捨てれば目立たないだろうと捨てたのでしょう。雪は暖かくなれば溶け必ず現れてきます。

環境汚染・公害・・・・環境破壊ということを忘れているとしか思えません。

目に見えない放射能物質・オキシダントは忘れかけてきたようですが、中国から飛来してきた、PM2.5などでマスメディアで取り上げて環境に対する意識は喚起されてきました。

中国北京などでは、」街がスモッグで見えなくなっても、「慣れ」これが普通に感じてしまっている恐ろしさです。「神経質すぎる」と言うことではないのです。

PM2.5がテレビで街の様子が映しだされると、慌ててしまうのではなく、冷静に自分の行動を反省していただきたいと思うのです。

あなたが捨てたゴミで環境汚染になるのです。どうすれば「安心・安全」に暮らしていくには、あなたの環境に対する考えを変えることす。

ゴミのポイ捨てはやめましょう、お願いします。