震災復興で思う

死者行方不明者1万8520人、住宅に住めずに避難生活を続けている人が、岩手・宮城・福島県を中心に26万7000人になるという。

復興とは・・・いったん衰えたものが、再びもとの盛んな 状態に返ることであります。

「震災復興」とは・・・巨大地震の直撃を受けた都市などでは、住民の負傷・死亡だけでなく、生活基盤や都市機能が失われるか、あるいは著しく損なわれます。

その中で、被災地では地方自治体をはじめとして数ヶ年の復興計画を立案し、国などの支援も得ながら、再開発事業として徐々に実行に移される・・・と言うものです。

私は、昭和20年3月10日、東京大空襲のことなど、太平洋戦争で街が焦土と化した、時代を、子供でしたが経験しています。その後「戦後復興」という言葉を思い出します。

元住んでいたところで、同じ仕事を続けられ、生活が出来ることが、住民にとっては最大の望みでしょう。本当の復興には5年〜10年かかるかも知れませんが、避難生活を続けている人が1日でも早く、安心して暮らせるように願わずにいられません。

日本は地震大国です。首都直下型・東南海・南岸トラフなど大地震が想定されています。東日本大震災から、3年を期に、防災の備えを忘れず日頃の生活を送りたいものです。

今日の新聞各紙の社説

朝日・・・「復興への道―住民の納得があってこそ」

読売・・・「復興加速へ 住まいの再建が喫緊の課題だ」

毎日・・・「東日本大震災3年 まだ程遠い復興への道」