騙す人、騙される人

猪瀬前東京都知事の5千万円の公職選挙違反の問題。小保方晴子さんのstap細胞の不正な資料作成問題。佐村河内守氏のゴーストライター騒動の問題。そして、みんな党渡辺喜美代表の8億円借り入れ問題。などなど・・・きょうは、エィピリルフールですが、笑い事では済まされないことです。
騙す人・騙される人・・・
世の中に騙す人間は相変わらず、あの手、この手の「おれおれ(お母さん助けて)詐欺」で人を騙す人間がいます。「正直者が馬鹿を見る」という諺がありますが、この言葉が世間で大きく取り上げられるようでは問題です。
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正直な人は大きく分けて二種類います。「人に正直な人」と「自分に正直な人」です。
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真に「正直な人」とはどんな人でしょうか・・・
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不細工な人には“正直”「不細工ですね」と言い、頭の悪い人は「頭悪いですね」と言いかたはどうであれ、伝えるのが真の正直な人と思います。
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これはその人にやさしさや配慮が足りないからではなく、自分の思ったことを正直に伝えいるだけですが、このような人は「口が悪い」と言われることがあっても、「正直者」と言われることはありません。
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また、「自分に正直な人」の方は「我慢ができない(正確にはしないだけですが)」と言われることはあっても「正直者」と言われることはありません。
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実際には「正直な人」よりも(嘘と正直を使い分ける人)」の方が評価が高くなりますし、中には「正直者」と呼ばれる人まで出てきます。
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結果として正直な人間ほど正直者と認識されにくく、嘘が上手くない人ほど正直者と認識されやすい。だから、「正直者が馬鹿を見る」は正しく、その構造に気づかずに正直であり続ける人もまた馬鹿だと言えるかも?