他人を大切にする心…
今日12/10は、人権宣言デ-です。
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」…「世界人権宣言」が、1948(昭和23)年のこの日、パリで行われた第3回国連総会で採択されました。それを記念して1950(昭和25)年の国連総会で記念日になりました。
「他人を大切に思う心が自分が幸せになれる。」と私は思っています。
元NHKアナウサ−鈴木健二さん「ふれあう心一日一訓」から…
○・・・自分の心を、相手を思う気持ちで満杯に…
相手の気持ちを考え、自分の心を押し殺し、相手のことを思いやる気持ちでいっぱいに包み込まないと、やさしい心は育ちません。
そのためには、自らが、ゆとりを持ち幸せ感を感じていないと、他人を思いやる気持ちにはなかなかなれないものです。
「衣食足りて礼節を知る」というように、自分の気持ちが一番です。「お母さんが病気で寝ているのでとか、忙しそうなので夕飯の準備をしてあげよう。」
「お父さんが夜勤で疲れて帰ってくるとか、旅先から帰ってくるので風呂の準備してあげとこう。」などは、自分にゆとりがないときは考えられません。
やさしい心をもつには「愛の心」の存在が有るかないかです。「相手の気持ちを考えなさい」と、口を酸っぱく言ったところで、せかせか慌てふためいている人には通用しません。 慌てふためく何かが、心を占領しているからなのです。
○・・・やさしさには「愛」の心が…
やさしい人間を育てるには、その人に「愛」をささげる心がなくてはならないのです。 人に「愛」がなくなったときに殺人事件が始まり悲劇が起こるのです。
○・・・地球にも愛情を…
地球環境問題も同じです。地球あっての人間なのですから、環境破壊についても関心を持たなくてはいけないのです。地球は動植物全ての物です。
人間だけの物でないことを肝に銘じて毎日の生活をする必要があります。思いやりの心は、小さなところから考えていかなくては、この世の中暮らしにくくなるばかりです。
自分さえ良ければ、という自分勝手な考えでは、生きていけないことを幼少時代から教えこまなくてはいけないのです。
地球上の全ての物に「愛情」を持って暮らしましょう。